（２１）達弥西心のわかりやすい話「開業」

思い出すのは私が達弥西心になる前に、大分県の山の中の村長さんとの出会いがあって、その人はいろいろな事業をどんどん展開していたので、私は経営というものに興味があってその人としばらく付き合っていたことがありました。

子どもが「その間になくなってしまうかもしれない。」と言っても、「それはあきらめなければしょうがないよね。」と教えることが大事です。

例えば「今月のこづかいはこれだけ。」と渡したのに、足りなくなった時「どうしても欲しい。」と子どもが言っても、「そうしたら来月のこづかいの中からやったらどう？来月まで待ったらどう？」と言うことです。

それは経営として成り立っていかなくなります。ですから子どもの時から、足りなければ我慢する、我慢させることです。

調達の仕方が頼る方向、足りないから借りてくる、もっと貰うとなってくると、自分の経営はこの範囲の中でやらなければならないのに、はみ出してやることになります。