（２１）達弥西心のわかりやすい話「開業」

たとえば、ダンスもここのポイントだけを押さえておけばすごくきれいに見えるという踊り方があるそうです。
「なんちゃってダンス」というらしいのですが、ここだけ決めるとうまく見えるというところがあるそうです。

ところが、悪く考えるとそれが消えるのです。悪く考えるというか、自分をちょっと前に出そうかなと考えると、そこで消えてしまうのです。
それをくみ取ってやらないと。せっかくの神ごとが駄目になってしまいます。
それをつないでいこうというわけです。それを神ごとだと言っているのです。

フッと思って連鎖していくのです。なんてことはないことです。フッと見て、あそこにブルーベリージュースがある、もし話がつけば取引したいな、とそれからつながって連鎖してきているのです。
これが神ごとというのです。善なる念いです。善き念いの連鎖です。

それを買ってみると製造元が書いてあったから、電話をかけてそれ以来取引をしています。
そうやってフッと思うことが神ごとなのです。

私が駅ビルの食堂でうどんを食べながらフッと見たら、窓際にポンとブルーベリージュースが置いてありました。

私は問題が起こったら、ずっと途切れずに考えていると必ず答えがそこにポンッと浮かんできます。
どこかで、あっこれはダメだとやってしまうと浮かんでこなくなります。

「今どうしなければいけないか」とじっと考えることです。そのことだけを考えるのです。
じっと考える。何度も何度も考える。映像を何度も繰り返すことです。

ところが自分ごとに追われていると、そんな気持ちにならないのです。人が紹介してくれたりしないし、有難いなぁという気持ちにはなりません。
偽善的な偽物の善はだめなのです。頭で考えると、どうしても偽の善になってしまう。

これがずっと連鎖的に起こるようになってくると、本当にどんどん売れるようになってくるし、自分の人気、質が高くなってくると思います。

もちろん買ってくれたことに対して「ありがとう」なのですが、紹介をしてくれた人が紹介をしてくれたことにありがとうございます、なのです。
それは誰に言っているのかというと、その人に言っているのではなくて、天に言っているのです。
神様に、ありがとうございますと言っているのです。